デヴィッド・リンチの絵ではなかった

1/15だったか…でもサイトには1/18から会期と書いてある、あっでも1/14にはもう見れたらしい、一週間前のことも思い出せない、8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryにてデヴィッド・リンチの絵を見てきた。
とさっきまで思い込んでいたが、デヴィッド・リンチではなく、実は西太志という作家の絵だったということに気づかずに。

画面の殆どが黒く塗られておりかなり大きい号数でダークな印象だったので、あまり疑問も抱かず・・・

スタイルが現代的というか若そうな印象があったのを覚えている。
この黒い絵は好きな感じだ、彫刻もかっこよかった。黒い絵だけど=怖いというわけではない。物語のひとつの場面のような絵に囲まれているとその世界に入ったような。子供のころに読んだダークな挿絵が描いてある絵本を連想する。暗い世界だけど続きが気になるあの感じに似ている。

ブロックチェーンを使った作品の著作権保護とは何か?

アメリカのKodakが「コダックコイン」という暗号通貨を発行するというニュースを見た。これによってKodakの株価が上がったらしい。コダックコインの目的は「写真家の作品の保存や権利関係の処理・販売」ということらしいが詳しい話はまだのようだ。

そもそもブロックチェーンを使用して作品の権利を保護するということはどういうことなのだろうか?先行事例の「binded」や「poex」などのサービスからその仕組みを読み解く。

作品の保護は、ブロックチェーンの性質のひとつである記録された取引記録(トランザクション)は改竄が極めて困難であるということ利用して行う。

例えば仕組みにビットコインを利用する場合、「OP_RETURN」という機能がある。この機能を使うことでブロックチェーンの取引記録に40bytesまでの任意のデータを記録させることができる。これはコインを送る相手を指定せずに記録させることができるがブロックチェーンに取り込む場合に小額の手数料がかかる。
この機能を利用して作品の存在証明をブロックチェーンに記録させるわけである。

作品自体のデータを書き込むには40bytesでは小さすぎる。そこで、例えば写真なら、画像ファイルからハッシュ値を生成して、そのハッシュ値を埋め込むことになる。

この機能を利用することにより、ブロックチェーンに作品の作者や日時を記録させることで、改竄できない作品の存在証明ができあがる。
その作家がその日時にその作品を登録したということが証明できるわけである。このような方法は「proof of existence」と呼ばれる。

作家はまだ世に公開する前の作品の存在証明を記録しておくことでその登録日時に確かに自分が作ったと証明できるわけである。つまり、自分がこの世で最も先にその作品を作ったということの証明である。

注意しなければいけないのは、作品の発表後は他者に先に登録されてしまう可能性もありえるので、あくまで作品を世の中に公開する前に登録させないと意味を成さなくなってしまうかもしれない。

実は、著作権自体は著作物を創作した時点で発生している。

著作権は著作物を創作した時点で自動的に発生し,その取得のためになんら手続を必要としません。ここが,登録することによって権利の発生する特許権や実用新案権などの工業所有権と異なる点です。著作権法上の登録制度は,権利取得のためのものではありません。また,登録は著作権の移転の要件ではなく,登録をしなくても移転の効力は有効に生じます。

ブロックチェーンによるこのようなサービスは創作物が存在したことを証明する、公証役場のような補助的な役割といえる。

このようなサービスが面白いのは、存在証明機能だけではなく、登録された著作物のアーカイブを保有しネット上を監視することで、権利を侵害している使用者に使用料金の請求を行ったり、作品の販売を行ったりという周辺のサービスを展開することでビジネス化できるかもしれないという点である。

夜の写真

鶯谷付近 2017年11月 撮影

夜は視界があいまいである。モノの境界線がはっきりしない。
夜の風景を精密に撮影した写真はどこか非現実的に見える。
そういう意味では、夜の写真は多少のブレやボケがあるほうが適切なのかもしれない。

Yahoo! Tポイントのよい消費方法

ヤフーのアカウントに覚えのないTポイントが1,500ついていた。
どうも去年ヤフオクで購入したときに購入金額の5%ついたらしい。
そのそもポイントがつくのを知らなかった、しかも時間が経ってからからポイントが入るので、気づかず使わないまま期限切れなんてことが多い・・・

このTポイントは1ヶ月しか有効期限がない。
LHACOで何か雑貨買うのもよいかなと思ったけど、これといって今ほしいものもない。
なにかよい使い方はないかと調べた感じジェフグルメカードがよさそうだ。
ファミレスや吉野屋など加盟店が多いしちゃんとお釣も出るのがよい。

「.xyz」ドメインの使いにくさ

xyzドメインは2014年に新た追加されたgTLD。
.xyzは企業用の.comやビジネス用の.bizなどのようには意味を持たず、自由な用途に使用できる。
しかし、ある目的でxyzドメインを取得したがいまいちだった。

そのそも.xyzというドメイン自体が一般的に認知されておらず、サイトのアドレスとしてドメインを見たときにそれがサイトのアドレスなのであるという認知に至らない。メールアドレスでも同じであり、これでメールが届くのか?確認されてしまうことがある。
それでいて、ドメイン管理費が安く設定されているわけでもない。
結局は、なるべく認知度が高いドメイン名を取得したほうがよいのである。

「覗くモーテル」をNexfrixで見た

「覗くモーテル」という話。
モーテルの客室を、天井に小部屋を作って覗き続けたという男の話を聞き、大物ジャーナリストが出版するまでを映像で追うというドキュメンタリータッチの作品。

覗き男の話半分、出版業界の話半分といった内容構成で変態的な話を求めて見ると肩透かしである。

話自体もなかなかアメリカの出版業界を覗くことができて面白いのだけど、主要人物として描かれるゲイ・タリーズというジャーナリストの服装がいかにも質のよい感じのスーツでかっこよいのだ。
父親がテーラーをしていた影響で服装へのこだわりがあるらしい、年齢80くらいなのだがパリッとしたスーツを着ている。

内容の中で気になったのが、話の中で雑誌「ニューヨーカー」が出てくるが、アメリカの出版社には「ファクトチェッカー」という専門職があるらしい。その名のとおり記事の真偽を調査して判定する職業ということで、ファクトチェックがしっかりしているというという点が出版社のステータスのひとつとなるとのことだ。
読者へ正しい情報を伝えるとともに取材対象から「こんなことは言っていない」などと訴訟される場合もあるため結構厳密にやるらしいのだ。
こういう職業って日本の出版社にもあるのだろうか?

ふるさと納税で宮城興業の革靴を作る

宮城興業とは山形県南陽市にある靴製造会社だ。山形にあるけど宮城。
自社工場でいろんなメーカーのOEMもしているようであるが、特徴的なのはパターンオーダーの革靴が作れるようになっていること。グッドイヤーウェルト製法にこだわって靴作りをしているとのこと。

実際に作ってみたので、そのシステムはどうなっているのか記録を残す。

最新情報はこちらのブログでが分かる。

1.ふるさと納税を申し込む

ふるさと納税は申し込みできるWebサイトが複数ある、今回はふるさとチョイス山形県南陽市・宮城興業のオーダーメイド靴お仕立券50,000円分を申し込んだ。

※2016年時点なので今は内容が変わっているかもしれない。

ふるさとチョイスから申請を行いクレジットカードで決済し、南陽市の役所で処理されるまでしばし待つ。

普段楽天を使っている人はポイントが貯まって更にお得な楽天市場のふるさと納税がよいかもしれない。

2.オーダーメイド靴お仕立券が届く

ふるさと納税の申請をしてから2週間ほどで宮城興業から封筒が郵送されてきた、意外に早い到着。
「和創良靴お仕立券」が中に入っている。

オーダーメイド靴お仕立券50,000円分はそのまま商品券のように使える、
例えば80,000円の注文をした場合は、差額の30,000円は追加で現金で支払う。
但し、50,000円未満の注文の場合はおつりは出ない。

お仕立券は有効期限が発行から1年なので注意が必要だ。

普通の注文内容の靴なら1足注文しても50,000円までは達しないが、おつりは出ない。
50,000円というのは微妙なところの設定な感じ。

額面以上の金額の注文をして使い切ってしまったほうがよい気がしたので2足注文して差額を現金で払った。

3.オーダーメイド取扱店を探す

オーダーメイド靴お仕立券を手に入れたら次は取扱店を探すことになる。
ここが最も悩ましいところであった。

取扱店は宮城興業のサイトで確認することができる。

宮城興業のオーダーメイド靴は取扱店によって価格を自由に決められるようで、基本システムのみの注文で最も低価格なところで30,000円程度になっており、お店によってはそこから10,000円ほど開きがあるのである。

また、足の計測もお店の人が行うので当然その技量の差もあるらしい。
このあたりは高いほうがよい店かといったらそうでもないようで主観的な要素が多くネット情報をみても結局よく分からないので当たりを付けて行ってみるしかない。

ここで考えるのが面倒になり券が届いてから結局半年以上経ってから都内某店に訪問することとなる。

4.作りたい靴を決める

宮城興業のパターンオーダーはかなり細かい指定ができる。
なので、店に行ってから決めることもできるが事前にある程度作りたいイメージを固めてからお店の人と相談したほうがよいように思う。自分は店に行ってからだと悩みそうなのである程度調べることにした。ここは楽しい作業だ。

まず宮城興業のサイトをみて靴のデザインと選択できるオプションを確認する。
靴のデザインはES・CE・MDというタイプの中から好きなデザインを選べる。靴のデザインは伝助などといった何故かかなり渋い名前がついているのが面白い。

※後で知ったが靴の名前は職人さんの名前から取っているらしい。

デザインを選んだら革や色・オプションの加工といった要素を決めていく。
ただし、どうも革や加工によっては宮城興業のサイトには書いていないものがあるようで、なぜ本家のサイトに書いてないのかよく分からないが更新してないだけなのか、取扱店によってできるできないがあるのかもしれない。
そこは取扱店が靴の作例をブログなどに載せているところで確認して情報を補完した。

ソールやインナーやコバ形状の変更などのオプション追加なら1オプション無料か1,000円程度の追加で済む。この辺は変更してもそんなに高くなったりしないので、せっかくのオーダーなので変えてみたいところ。

デザイン変更や特殊な革への変更などは高くなる。

こちらのブログは作例が豊富に載っていて参考になった。

5.オーダーメイド取扱店で注文する

デザインが大体きまったらオーダーメイド取扱店にいく。
デザイン発注内容確認や足の計測などまとまった時間が必要なので、恐らく殆どの店が事前予約が必要だと思われる。

ここでは、足の計測をしてゲージ靴という試し履き用の靴を履いてみて当たっているところがないか痛いところがないかなどのチェックをする。この時に何かあれば微調整をしてもらうことができる。
また、靴の革見本などもあるので実際の素材の確認もできる、デザインで分からないことがあれば店の方が親切に教えてくれるので、あまり革靴に詳しくなくとも安心だった。

店で発注したら後は5週間程度で出来上がる。

6.オーダーメイド取扱店に靴を受け取りに行く

靴が出来上がったと連絡が入ったら取扱店に受け取りに行く。
履いてみて最終確認をしたら完了。

おわりに

宮城興業のオーダーシステムは約40,000円ほどで作れる靴としては日本国内でほぼ唯一のシステムと思われる。想像以上に細かいデザイン指定ができるので自分の思い通りの靴が作れて楽しい。既製品の靴を探して悩んでいるよりはここで作ってしまったほうが早いように思う。数ヶ月履いてみてよい感じであれば別のデザインのものも作ってみたいと思った。

既成靴であればネットでも購入できる

好みの形があれば検討してみるのも良いかも。

都内で写真プリントに利用できる店

プロラボ

 

その他DIY可能な店。

ミニオフィス

 

 

FAB

 

 

白黒印画紙現像の簡単な手順

1.薬液を作る

薬液3種類と洗い用の水を平たいバットに入れる
薬液は濃度に偏りがないように均一になるようによく溶かす

現像液

現像剤コレクトールE(富士フィルム)A剤を水1Lに溶かす
次にB剤を追加で溶かす
現像液は約20℃の液温に保つ

停止液

酢酸30mlを水1Lに溶かす

定着液

スーパーフジフィックスL(富士フィルム)200mlを水600mLに溶かす
※薬液1:水3の割合

水洗用

只の水を用意

2.現像

印画紙を速やかに入れる
印画紙の乳剤面を下向きにしたほうが誤って感光する失敗が少ない
90秒浸して取り出し停止液にすぐ入れる

3.停止

30秒ほど浸して取り出し定着液に入れる

4.定着

180秒ほど浸して取り出し水洗いする

5.水洗い

300秒をほど水で薬液を洗い流す

6.乾燥

水をよく切り乾燥させる
自然乾燥またはドライヤーを当てると早く乾く

現代ドット絵について

ドット絵またはピクセルアートと呼ばれるもの。
というとレトロゲームを思い起こす。
物心ついたころからファミコンやPCがあった世代的にも馴染み深い表現方法である。
ドットという現実世界または空想世界から切り抜いた四角の粒子の集合体は一見絵として情報量が少ないように思えるが、それを補うかのような脳の働きで結果的には豊かな想像力をかきたてられるように思う。

そのドット絵はふと思って最近の動向を見るとゆるやかに進化しているようだった。
現代ドット絵とは私の造語ではあるのだが。

今気になった作家を記す

N E M

ぎりぎりまで色数を抜いたようなミニマルで静かな灰色世界
海外の映画に出てきそうな風景

saino project

もうこれは単純にキャラクターOPAKEがかわいい

YACO

 yyyacooo.com
YACO
yyyacooo

ドット絵によるポートレート。
透明感が高い。

8bitballoon

モチーフは正統派バルーンアートにすることで現実世界に飛び出たドット。
こういうやりかたもあるのだな。

PAUL ROBERTSON

大型緻密。限界まで画面を埋めていく。

モトクロス斉藤

ドット絵におけるスナップ写真というおもむき。動く。

豊井

自然で目に優しい色。
日本的な空気感がうまい表現。動く。

Kazuki Takakura

かなりの大型作品。現代アートの文脈。

Eiki Okuda

近年は「ゲームそのもののゲーム性を排除したゲーム」を題材に市販のゲームカセットを自作し、それを現代アート作品として発表。

Valenberg

サイバーパンクっぽいモチーフ自分が好きなやつですね。

おわりに

古いコンピューターや画面の小さい携帯電話など制約を基として進化してきたドット絵。コンピューターの登場とともに現れたようにみえるが粒子の集合としての表現としてみるなら写真や絵の具でも拡大して細部を見れば基本原理は同じである。ただしそれら点の表現とも違うのはノイズの無い理論上の真四角を単位としている部分はいかにもコンピュータ的であると思う。
また、Chiptuneなどの音楽との関係性も興味深い分野である。